ヤフオク出品落札講座 ヤフーオークションにおける出品や落札の仕方の解説。
初心者から上級者まで幅広く使える裏技も紹介。

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裏技
落札
出品
⇒曜日と時間帯
⇒開始時の価格
⇒端数
⇒タイトルの付け方
⇒強調文字
⇒その他出品時の設定
⇒注目のオークション
⇒キャンペーンを利用する

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発送方法
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出品テンプレート

その他
詐欺
FAQ

曜日と時間帯

落札の裏技と少し被りますが、終了時間は日曜日以外の午後10時台、特に土曜日の午後10時台は落札価格が非常に上昇する傾向があります。
ではいつ出品を行えばいいのか?
一部の商品(日増しに価格が下落する最新の商品や開催日の近いコンサートチケットなど)を除けば、出品期間は長い方がいいわけです。
ヤフオクの最大出品期間は7日半(180時間)ですので、土曜日の午前10時台に出せば完璧です。

開始時の価格

では開始時の価格はいつがいいのか。
これは、人気のある商品か否かで大分変わります。
まず、人気のある商品(たとえばiPodだとか最新パソコン)の場合、商品に欠陥などがあったり期間を極端に短くせざるを得ない場合を除けば、絶対に1円スタートで始めるべきです。
これにはいくつか理由がありますが、一番の理由は注目数が上がる、ということです。
物によっては出品後半日で相場近くまで価格が上昇してしまいますが、初めから相場近くで出した場合と違い、大量のウォッチリスト登録というオマケが付いてきます。
では、人気のない商品ではどうするべきでしょうか?
よく、「1円でスタートさせたら本当に1円で落札されて大損をした。」なんて話を聞きますが、かなりマニアックな部類の商品を1円スタートで始めると、本当に損をすることが多いです。
また、これは前述の人気のある商品にも当てはまりますが、相場よりも若干低い価格で出すことも絶対に避けねばなりません。(理由は落札の裏技を参照)
やはり、自分が売りたいと思う価格で出品し、売れるまで待つというのが一番堅実で、一番儲かる方法だと思います。

端数

上の説明の続きになりますが、人気のない商品を自分の売りたいと思う価格で出品する場合、端数で出品した方がよく売れるようです。
これはヤフオクのコツというか心理学の話になりますが、「2000円」という価格を示されるよりも、「1980円」という価格を示した方が、心理的に安く感じてしまう、というのが理由です。(だから家電量販店ではイチキュッパいうような半端な価格で商品を出すのです。)

タイトルの付け方

商品を出品するうえで重要な要素の一つとなるのがこのタイトル。
人により好みは分かれるのですが、極端に短くするか、文字数制限(30字)ぎりぎりまで使うかと両極端な利用の仕方をした方が、商品をソートした際に目立つようです。
極端に短い場合、例えばiPod touchならば「iPod touch 32GB」というように最低限の商品名だけ記述すればいいのですが、あまりにも短いと検索時に掛かりませんから、私はあまり使いません。
文字数制限ぎりぎりまで使う場合、選択するキーワードによって商品価格に雲泥の差がでます。
キーワードはあくまで検索用のものを重視し、「〜です。」というような記述は(タイトル内では)避け、最低限のキーワードを使いましょう。

では、実際の商品(iPod touch)を例にとって考えてみましょう。(あまりiPodに詳しくない方、Apple製品が嫌いな方、すみません。)
まず、商品名と容量は必須です。ここでは、「iPod touch 32GB」とします。
また、世代数(Apple製品では商品が何度も刷新されており、この世代数によって性能が異なり、重要な要素です。)や型番も入れましょう。ここでは「第4世代 MC544J/A」とします。ただし、現時点の仕様では、検索ボックスに「第四世代」と入力しても「第4世代」は出てこないようですので、漢数字と数字を利用する場合、この二つの扱いには十分注意しましょう。(全角、半角の区別はない模様。また、一部の用語は曖昧検索(Apple アップル など)にも対応しているが、当てにするべきではない。)
迷った場合、実際に検索してみて、どちらのワードの方が検索数が多いのか調べるのがいいと思います。

この時点でまだ文字数は14文字残っているはずですが、問題はここからです。
新品や未開封品の場合、商品の状態欄を利用するのはもちろんですが、タイトルにも書けば、検索時にそれなりの効果は見込めます。(ただし「美品」というような主観的な状態をタイトルに記述することは、あまり推奨できません。所詮出品者の主観ですから。)
さらに、有名企業の場合会社名を書くことでも効果があります。
この時、企業によってはカタカナ名を書いても検索時に英語表記で検索すると出なかったりするようなので、どちらを使うかはよく検討しましょう。
この例では、「Apple」と記述することにします。

まだ文字数が余っているかと思いますが、iPodのような製品の場合、オークションストアも多くの商品を出品しています。
落札の裏技に書いたように、ストアでは安い発送方法を選択できない場合が多く、安い発送方法を掲示すれば落札者にとって魅力的です。
そこで、タイトルに「送料390円」(例)と記述しておけば、クリック率がぐんと上がります。(検索でヒットしてもクリックされなければ意味がありませんからね。)
「Apple iPod touch 32GB 第4世代 MC544J/A 新品 送料390円」
どうでしょうか?
まだ3.5文字余っているのですが、この上手な埋め方については、次項で記述します。
ちなみに、キーワードの区切りは半角スペースが望ましいのですが、どうやらスペースの有無は検索には関係しないようです。
商品名の見易さを重視しない出品者は、利用するのがいいでしょう。(ただし検索で掛かってもユーザがクリックしなくなる可能性があるので非推奨)

オークションの強調文字

さて、上述したタイトルの付け方をしても文字数が余ってしまったという方も多いかと思います。
私の場合、たとえ文字数が余らなくとも、強調文字を入れることによってオークションを強調します。
タイトルの両端に「■」を入れてみてください。「■ Apple iPod touch 32GB 第4世代 MC544J/A 新品 送料390円 ■」
どうでしょうか?
実際に検索してみれば、この強調文字の効果が実感できるかと思います。
なお、文字は別に「■」でなくて「▲」や「☆」でも構わないのですが、某大手オークション解析サイトの調べでは、この「■」が最も強調に効果的とのことです。
ただし、「■■■■■■■■■■ iPod touch ■■■■■■■■■■」なんてやると目立つことは目立ちますが今度は検索数が少なくなり、本末転倒です。

その他、出品時のオプション設定

・個数
よほど特殊な商品でない限り、たとえ商品を複数個出品する場合であっても、個別(1個)で出した方が高い値段が付く場合が多いようです。
・送料負担
原則落札者負担でいいでしょう。送料無料にすれば確かに落札価格は若干上がりますが、コストパフォーマンスはあまり良くないです。それよりも、(安い発送方法が適応可能な場合)送料を前面に出していった方が、かえって高い価格が付きます。
・最低落札価格
絶対につけてはいけないオプションの一つです。過去のオークションを検索すれば分かりますが、最落が設定されているオークションは価格の下落傾向が強く、いつまでも落札されず再出品を繰り返すケースさえあります。
・PRオプション
基本的にどのオプションも不要ですが、「注目のオークション」に限って言えば利用価値があります。(後述)

注目のオークション

注目のオークションは検索時やソート時に商品を上位に掲載できるサービスですが、1日毎に費用が課せられるため、出品時に付けると多大な出費になります。
落札の裏技にも記述しましたが、価格が大きく変動するのはオークションの終了直前ですので、人気のある商品の場合はオークション終了まで24時間を切った状態で利用するのが最も効果的です。
この時、1ページ目に掲載された方が当然注目度は高くなりますので、1〜20番以内に入れるように留意してください。
ただし、これは人気のある商品に限った話であり、マニアックな商品にオプションを付けても、入札率や価格はほとんど変わりません。

キャンペーンを利用する

ヤフーオークションでは、月に何回か出品無料キャンペーンを実施しています。(詳細はヤフオクトップページで確認できます。)
人気のない商品の場合、そのキャンペーンを狙い大量出品するのがいいかと思います。
ただし、価格の高い商品や人気のある商品の場合だと、たかだか10円の節約に走るよりも上述した条件の良い時間帯に出品した方が余程お得になるかと思います。

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